2011年02月09日
「発達障害の娘」のいつもの朝の風景
「ぎゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」
我が家の朝は、娘(4歳)の奇声(というより爆声?)で迎えます。
目覚まし時計でもなく、こけこっこー でもなく、飼っている猫でもなく、
娘が朝の到来を教えてくれます。
娘は広汎性発達障害(アスペルガー症候群)です。
いつも妻と娘と僕とでいわゆる「川の字」で寝ています。
朝、娘が眼を覚ました時、隣に妻(母)がいないと、
「ぎゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」となります。
心細いとか、怖いとかそういうことではありません。
自分が一番でないと気がすまない娘は、
自分より早く起きた母を許せないのです。
たとえそれが、朝ごはんの支度だろうと、
朝のトイレでのお勤めだとしてもです。
ややこしいのが、自分(娘)が起きたときに
まだ隣で妻が寝ているときは、安心してもう一回寝ます。
だから結局、毎朝
「ぎゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」 ・・・なのです。
ただ、僕が先に起きて寝室から出ているときは、
「ぎゃあぁぁぁぁぁーーーっ!」 しません。
となりに妻がいればいいのです。
でも僕はそのことをそんなに気にしていません。
そのわけは、
① 僕も娘と同じような悩みをもっています。
だから、娘の行動の意味がよくわかるのです。
たとえそれがほかのひとにわからないことでも、
よくわかるのです。
② 僕自身が、娘のそうした態度を、
さみしいとか、せつないとか感じることが
できないからです。
とにかく、今日もいちにちがはじまりました。
僕は、仕事。 妻と娘は母子同伴療育です。
「それぞれができることだけをあせらずに」
我が家のモットーです。
長くなりすぎて、ごめんなさい。
最後までよんでくれて、ありがとうございます。
次回は、家族構成を紹介できたらいいなと
おもいます。(結構めずらしい家族構成です)
Posted by 発達障害な親子 at 10:33│Comments(0)